縫製業界の下町ロケット!!

「自分たちの製品を宇宙へ」という夢を実現させた下町工場。

縫製業界全体が落ち込む中、弊社では会社全体を活気づけるために立ち上げた夢プロジェクト「自分たちが作ったポロシャツを日本人宇宙飛行士に着てもらおう」でした。

無重力の宇宙船内でどのような動きになるのか、その活動にはどのような衣服がいいのか社内はもとより外部の方にも協力頂き試作を続けました。

運よく2009年9月に船内普段着採用の一般公募があり応募の結果、弊社の縫製技術とパターン技術が認められ宇宙飛行士にディスカバリー号の船内活動着として着用頂きました。

国内で販売されているニット製品のうち日本製はわずか2％。

縫製工場で働く方の平均年齢も60歳を超えており絶滅危惧種と言われているほど厳しい業界です。

今となっては希少な日本製ですが、

「日本人には他の国に真似のできない縫製技術がある」

「この技術の灯を消したくない」

という想いを強くもっており、価格競争に対応して多くの同業が海外に生産拠点を移す中、弊社はあくまで主力を国内に置いて日本製の持つ高い技術と品質で企業力を磨いております。

「この技術と情熱があれば厳しい縫製業界で生き残ることができるのではないか」
「日本にしかできないものづくりをしたい」

そんな思いで動体裁断・動体縫製技術を用いた製品をオリジナルのファクトリーブランドとして立ち上げました。